盛崎瑞葉

専門分野

腎臓内科、内分泌内科

略歴

2009年 信州大学医学部卒業
2009-2011年 横浜市立市民病院で初期臨床研修
2011年 慶應義塾大学病院内科専修医
2012年 埼玉社会保険病院(現 埼玉メディカルセンター)に出向
2013年 慶應義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科 入局

女性医師の視点から当科の魅力を1文でお願い致します。

医局の雰囲気が良く、何かあっても誰かに相談しやすい環境です。

当科に入局した理由を教えてください

初期臨床研修医の時に全身管理のできる内科医になりたいと思いました。腎臓の病気は初期段階で診断して進行を防ぐことが重要ですが、腎機能障害が進んだ場合には合併症も多く全身管理が必要となります。医師三年目で慶應義塾大学病院の内科専修医として内科の各科で研修した際に、予防から急性期、慢性期まで幅広く患者さんを診ることができるようになるためには腎臓内科が一番適していると考えました。また、腎臓内科は他科から相談を受けることも多くとてもやりがいのある科だと思いました。

女性医師として当科での研修を選ぶメリットを教えてください

腎機能障害や電解質異常などの診断・治療、透析している患者さんの合併症の治療など内科的な管理の他に、腎臓内科には腹膜透析やシャントPTA、腎生検など手技的な側面も多くあります。また、病棟では内分泌の患者さんも受け持ち、外来で甲状腺の穿刺吸引細胞診も行っています。これらのより専門性の高い手技に関しては本人の興味や、体力に合わせて希望があれば参加できます。また研究に関しても、医局スタッフが研究の上司であることが多いため、病棟業務の忙しさやその他の事情に合わせて教授や上司と相談の上研究のペースを調整できます。このように柔軟性のあるところは特に女性にとってメリットだと感じています。

将来を悩まれている女性研修医に一言お願い致します

様々な立場の女性医師が在籍しており、またスタッフもとても親しみやすいため入局してから悩みがあれば相談できます。女性にとって様々なライフステージが重なる時期であり仕事との両立など悩むことも多いと思いますが、興味を持っていただいたらまずは話を聞きに来ていただけたら嬉しいです。