清水良子
慶應義塾大学医学部予防医療センター
専門分野
腎臓高血圧内分泌、予防医学
略歴
1998年 | 慶應義塾大学医学部卒業 |
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2002年 | 慶應義塾大学大学院医学研究科卒業、医学博士号取得 |
2002-2005年 | 慶應義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科教室 医員 |
2005-2007年 | 慶應義塾大学医学部救急医学教室 助教 |
2007-2012年 | 米国ミシガン大学分子遺伝学教室 研究員 |
2012年 | 慶應義塾大学医学部予防医療センター 助教 |
当科の医局としての魅力もしくは臨床の魅力は?
研究では基礎研究室レベルの匹敵するレベルまで掘り下げて極めることが出来、同時に臨床では特定の臓器だけではなく、その患者さんの毎日の生活も含めてすべてを長期間にわたって共に診ていくことが出来る点。
他部門で御活躍の先生の視点で、当科の長所、魅力は?
私は現在予防医学・総合診療に従事しておりますが、ここでは特定臓器に限定せず、固定観念にとらわれずに幅広く全身の疾患を診ることが重要です。その点、当科での狭い視野にとらわれることなく患者さんの背景も含めて広い視点で見渡すことに重点を置いたトレーニングがいかに素晴らしいものであるかを痛切に感じております。また予防医学では、いかに患者さんとのコミュニケーションをはかり先々のことまで見据えて介入していくかが重要となりますが、これはまさに当科の「患者さんとともに歩む」というスタンスそのものだと考えております。また当科における臨床と研究の密接なつながりが培われるscientific mindが、予防医学で得られる豊富な臨床知見を用いた積極的な臨床基礎研究に役立つことを実感しております。
後輩医師・医学部生へのメッセージ
当科は臨床と研究との距離が近く、日々の臨床での所や疑問点をまず臨床研究の形で、さらにそれを基礎レベルまで昇華させることを目指すというpysician scientistの形を追求するのに最も適した科であると感じます。