患者のみなさまへ(日本人での膵β細胞量の検討研究について)

糖尿病は膵臓の内分泌細胞から分泌されるインスリンというホルモンの作用不足により発症します。しかし膵臓の内分泌細胞の様子は膵臓を直接顕微鏡で観察しないと分かりません。そこで当院にて膵臓の手術を受けられた、あるいは受ける予定の患者様から、手術後の膵組織の一部をいただき、糖尿病など糖代謝異常と膵内分泌細胞の組織像との関連について検討します 本研究では、病理学教室との共同研究で、ヒト剖検膵組織を用いて日本人の膵β細胞量を検討します。

具体的には、摘出した膵臓から腫瘍でない部分を探し、組織標本を作製した上で免疫組織染色という方法を用いて内分泌細胞に色を付け、顕微鏡を用いてその形態学的特徴を観察します。膵臓の内分泌臓器の組織学的特徴と糖代謝との関連を明らかにすることで、将来の糖尿病治療に役立てるためにこの研究を計画しました。

本研究は当院外科学教室、病理学教室との共同研究として行われ、原則として患者様より書面による同意を頂き実施致しますが、過去に手術を受けられ、現在当院に通院されていない患者様につきましては改めて書面による同意を頂くことができません。したがいまして書面による同意を頂くことのできない患者様にも本サイト上で研究内容を公示することで、できる限り情報公開に努めています。上記に該当する患者様は本研究へのご参加を拒否する権利がございます。本研究の内容に関するお問い合わせは研究実施責任者 税所芳史(03-5363-3797 直通)までお願い致します。