成育医療研究センター

国立成育医療研究センター病院は、日本で最大規模の小児・周産期・産科・母性医療を専門とする唯一の国立高度専門医療センターです。また、小児・周産期領域を中心とした研究所、臨床研究開発センターを併設したアカデミック臨床研究機関の機能を有する病院であることが大きな特徴となります。その中で、私たちの所属する母性内科は、よりよい妊娠転帰と産後の長期的な母児の健康維持を目指すことを目的に、妊娠前から妊娠期、産後の女性に適切な内科医療を提供しています。特に、腎・高血圧領域、内分泌・代謝領域は母性内科の中でも需要が高く、もともと疾患を持った女性の管理のみならず、妊娠中に生じる妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群などの妊娠合併症の適切な管理方法を産後の女性や子どもたちの長い将来の健康を考えながら模索しています。未だ発展途上でとてもやりがいのある分野です。腎臓・内分泌・代謝内科を希望する若手医師・医学生のみなさま、お待ちしています。(荒田尚子(66回相当)、三戸麻子(82回相当)