2024年9月14日・15日に日本腎臓学会と欧州腎臓学会の共同国際シンポジウム The Kidney Health In Aging and Aged Societies: JSN/ERA Symposium Collaboration with JSDTが、国立京都国際会館で開催されました。
世界的に急増する高齢社会における腎臓病の現状と、その予防・治療に向けた国際的な協力の必要性を議論するシンポジウムで、国内外から多くの参加者が集まりました。
当科からは、10演題を発表し、学会の成功に貢献することができました。
畔上達彦先生が「Age-dependent significance of estimated glomerular filtration rate and dipstick urine protein in cardiovascular disease: An analysis encompassing the older adults beyond 85 years」を発表し、Outstanding Abstract Awardを受賞しました。
また、西村絵里那先生が「DNA damage in renal proximal tubular cells drives systemic metabolic dysfunction via macrophage activation and altered DNA methylation」を、金子賢司先生が「Renal sinus fat is associated with renal resistive index in patients with chronic kidney disease」を発表し、JSN/ERA Symposium Travel Grant Award 2024を受賞しました。
当科からの発表演題はいずれも活発な議論がなされ、学会を大いに盛り上げることができました。