女性医師の働き方

当医局は、女性医師の入局者も例年多く、産育休明けの女性も多く在籍しています。育児とキャリアの両立を目指す女性医師の方々が、充実した働き方を実現できるよう、フレキシブルな働き方を認めています。

働き方

慶應義塾大学医学部内科学の規定により、以下の働き方が認められています。これによってライフイベントに応じて働き方を柔軟に変えながら、キャリアの維持が可能です。

助教(育児支援)

  • 小学生以下の子を育児している女性医師
  • 週1日から勤務数を選択可能
  • 外来・当番を担当
  • 専修医コース修了者
  • 産前7週間、産後8週間休暇可

助教(復帰支援)

  • 6歳未満の子を育児する女性教員が対象
  • 週4日以上、週32時間以上
  • うち1日は教育教材作成や研究活動による学外活動可
  • 産前7週間、産後8週間休暇可

具体例

助教(育児支援)週1回勤務

入局後、オーベンや透析を担当する学年を終えた後、2人の子供を出産しました。産前産後育児休暇は法定の規定の日数通りに取得し、それぞれ出産した翌年の春に復職しました。2人目出産後は、体力の限界を感じ、週1日大学勤務していました。子供が増えると大きく生活が変化し、途端に生活に余裕がなくなりますが、保育園の送迎が可能なように仕事を組むことが可能でした。また、急な発熱などの対応にも医局員の人数が多いため代診を探すことができました。興味のある分野について院内・院外研修を行うことや、研究を行うこともでき、育児をしていても仕事にやりがいを見出し、自信を積み重ねていくことができます。

林教授を筆頭に、当医局は育児とキャリアの両立をしている先輩医師が多数輩出しています。個々の事情に合わせた円滑なキャリアパスの構築をサポートします。

腎臓内分泌代謝内科は、ライフイベントのいずれの時期においても安心して活躍できる環境を整えることで、医療の質の向上に貢献していきます。